WordPressのユーザー名を安全に変更!セキュリティを強化!

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「WordPressのユーザー名を変更したいけど、どうすればいいの?」

「セキュリティのために初期設定のままでは危険だと聞いたけど、具体的な方法がわからない…」

そう思う方もいるかもしれません。

WordPressのユーザー名を変更するには

  • プラグインを使った変更方法
  • PHPMyAdminを使った変更方法
  • 新しいユーザー作成と旧ユーザー削除の方法

の3つの方法があります。

複数の方法がありますが、正しい手順を踏めば初心者でも安全に実行できます。

この記事では、WordPressのユーザー名を安全に変更する具体的な方法を3つ紹介します。

目次

WordPressユーザー名を変更する理由とメリット

WordPressユーザー名を変更する理由とメリット

なぜ初期設定のままでは危険なのか

WordPressは世界中で利用されている人気のCMSであるため、セキュリティの脅威にさらされる機会が多いです。

悪意のある第三者(国内外)は、初期設定のユーザー名を狙い撃ちにするため、辞書攻撃や総当たり攻撃を仕掛けることが容易です。

この状況を放置すると、サイトの管理権限が奪われる可能性があり、データの流出やサイトの改ざんといった被害が発生する危険性があります。

また、ユーザー名はサイトのURLの末尾に「?author=1」を付けることでバレてしまう可能性があります。

そのため、初期設定のままのユーザー名を使用することは、セキュリティの観点から非常に危険です。

ユーザー名変更で得られる主なメリット

ユーザー名を適切に変更することで、セキュリティの向上や管理の効率化など、さまざまなメリットを得ることができます。

セキュリティ強化

ユーザー名を変更する最大のメリットは、セキュリティの強化です。

不正アクセスを試みる攻撃者にとって、ユーザー名が特定できない場合、侵入に必要な情報が不足するため、攻撃の成功率が大幅に低下します。

また、予測が難しいユーザー名を設定することで、サイト全体の安全性を向上させることが可能です。

WordPress管理者アカウントの安全性向上

管理者アカウントを安全に保つことは、WordPressサイト運営の基本です。

ユーザー名の変更により、外部からのアクセスを未然に防ぎ、サイトの権限管理を強化できます。

これにより、運営者はより安心してコンテンツの作成や運営に集中できるようになります。

WordPressユーザー名を変更する3つの方法

WordPressユーザー名を変更する3つの方法

プラグインを使った変更方法

プラグインを使用することで、初心者でも簡単にWordPressのユーザー名を変更できます。

中でも「Easy Username Updater」というプラグインは、操作が直感的でわかりやすく、多くのユーザーに利用されています。

この方法は、WordPressの管理画面からすべての操作を完結できるため、安全性も高く、データベースを直接操作するリスクを避けたい場合に最適です。

Easy Username Updaterの使用方法

Easy Username Updaterのインストール画面

まずは、WordPressの管理画面から「プラグイン」>「新規プラグインを追加」を選択します。

「Easy Username Updater」で検索を行い、インストールして有効化します。

ユーザー名の変更をするユーザーを選択する

プラグインを有効化すると、「ユーザー 」>「Username Updater」という項目が表示されます。

ユーザー名を変更したいユーザーの「update」を選択します。

新しいユーザー名を入力して、保存する

New Username」に、変更したいユーザー名を入力して「Update Username」をクリックするだけで、ユーザー名を簡単に変更できます。

プラグインを停止しても新しいユーザー名のままなので、「Easy Username Updater」は削除しても大丈夫です。

PHPMyAdminを使った変更方法

PHPMyAdminを使用する方法は、少し技術的な知識が必要ですが、プラグインを利用できない環境や、より直接的な方法を希望する場合に適しています。

この手法は、データベースを直接操作してユーザー名を変更するもので、適切に行えば非常に効果的です。

まず、レンタルサーバーの管理画面から「PHPMyAdmin」にログインします。

その後、「wp_users」というテーブルを開き、変更したいユーザーの「user_login」フィールドを編集します。

ここに新しいユーザー名を入力し、変更を保存します。

必ず事前にデータベース全体のバックアップを取るようにしましょう。

新しいユーザーを作成して旧アカウントを削除する方法

新しいユーザーを作成し、旧ユーザーを削除する方法も効果的です。

この方法では、旧ユーザーの投稿やデータを新しいユーザーに引き継ぎつつ、ユーザー名の変更が可能です。

全体の流れ

  1. 新しいユーザーを作成
  2. 旧ユーザーをログアウト(現在ログイン中のユーザー)
  3. 新規ユーザーでログイン
  4. 旧ユーザーを削除

新しい管理者ユーザーを作成する方法

管理画面で「ユーザー」>「新規追加」を選択し、新しいユーザーを作成します。

  • ユーザー名(必須):ログイン時に必要
  • メールアドレス(必須):旧ユーザーとは違うメールアドレスを設定
  • パスワード(必須):ログイン時に必要
  • 権限グループ(必須):「管理者」を選択

自動生成したパスワードはとても強力なパスワードです。

セキュリティ強化のために、このパスワードを使用します。

権限グループは複数あり、使用用途に合ったものを選択することでセキュリティ対策になります。

今回はブログ運営者のユーザーを作成するので「管理者」を選択しています。

旧ユーザーを削除方法と注意点

旧ユーザーを削除する際、既存の投稿記事を新しいユーザーに割り当てるオプションが表示されます。

下記の手順を通り正しく行うことで、データの消失を防ぐことができます。

まずはWordPressの管理画面から「ユーザー」>「ユーザー一覧」を選択します。

その後、旧ユーザーの「削除」を選択して下さい。

すべてのコンテンツを以下のユーザーのものにする」を選択します。

セレクトボックスで作成した新しいユーザーを選択して下さい。

旧→新ユーザーへのデータの割り当てを行わないと、既存の投稿記事が全て消えてしまいます。

削除を実行」選択すると旧ユーザーの削除は完了します。

作業実行後は、投稿やデータを確認しておきましょう。

WordPressユーザー名変更時のセキュリティ対策

WordPressユーザー名変更時のセキュリティ対策

安全なユーザー名を設定

WordPressのユーザー名を決める際には、セキュリティの観点からいくつかの基準を考慮する必要があります。

まず、簡単に推測される名前は避けましょう。(例: “admin”や”test”など)

次に、個人情報やよく知られている情報(例: 名前や誕生日)を含めないことも重要です。

理想的なユーザー名は、ランダム性が高く、第三者には予測が困難なものです。

英数字を組み合わせたり、特定のルールに基づかない名前を選ぶことで、不正アクセスのリスクを大幅に軽減できます。

また、ユーザー名とパスワードの組み合わせを意識し、どちらも強固なものにすることが推奨されます。

長期的なセキュリティ対策

ユーザー名を変更するだけでなく、長期的なセキュリティを維持するためには、定期的なセキュリティチェックが欠かせません。

下記の3つの項目は積極的に行うようにしましょう。

  • WordPressのテーマやプラグインを常に最新の状態に保つこと
  • 定期的に強力なパスワードへ変更すること
  • 定期的にバックアップを行うこと

下記のセキュリティ対策を導入することで、攻撃のリスクをさらに減らすことができます。

  • IPアドレスを制限するプラグインを活用
  • 二段階認証を導入する

ユーザー名がバレないための工夫

ユーザー名が外部に漏れるリスクを軽減するためには、いくつかの工夫が必要です。

例えば、

URLにユーザー名を表示させないように設定したり、

ニックネームを表示名として利用することで、

ユーザー名の露出を防ぐことが可能です。

ユーザー名は

  • サイトのURLの末尾に「?author=1」を付ける
  • 表示名がユーザー名になっている

ことでバレてしまう可能性があります。

ニックネームを表示名にする方法
  • 「ユーザー」>「プロフィール」を選択
  • 「ニックネーム」に「ユーザー名」以外を設定
  • 「ブログ上の表示名」を「ニックネーム」に設定

また、ログイン試行の回数制限を設定することで、総当たり攻撃への対策を強化することもできます。

このような工夫を組み合わせることで、サイト全体のセキュリティをさらに強固なものにすることができます。

パスワードを見直す方法

ユーザー名を変更した際は、パスワードも同時に見直すことを推奨します。

強力なパスワードを作成する際には、

アルファベットの大文字と小文字、数字、特殊文字を組み合わせることが重要です。

また、パスワードは定期的に変更する習慣を持つことで、セキュリティを継続的に向上させられます。

さらに、ログイン情報の管理には、パスワードマネージャーの利用が効果的です。

これにより、安全性を保ちながら、複雑なパスワードを管理することが可能になります。

下記はパスワードの変更手順です。

  1. WordPress管理画面
  2. 「ユーザー」>「プロフィール」を選択
  3. 「新しいパスワードを設定」ボタンを選択
  4. 「プロフィールを更新」を選択

WordPressユーザー名変更後に確認すべきこと

WordPressユーザー名変更後に確認すべきこと

新しい情報でログインできるか?

ユーザー名を変更した後、まず確認すべきことは、新しいログイン情報が正しく機能しているかどうかです。

変更後はすぐに新しいユーザー名とパスワードを使ってログインを試み、正常にアクセスできることを確認してください。

さらに、変更したログイン情報をパスワードマネージャーを利用して安全に管理することが重要です。

既存の投稿やコンテンツが表示されているか?

旧ユーザーから引き継いだ投稿が正しく表示されているか確認します。

特に、変更時に新しいユーザーに投稿を割り当てる手続きを行った場合、この確認は必須です

プラグインやテーマの動作確認

ユーザー名変更が原因で一部のプラグインやテーマが正常に動作しなくなる場合があります。

特に、ユーザー名を直接参照するようなカスタムコードを使用している場合は、注意が必要です。

まとめ|WordPressのユーザー名を安全に変更!セキュリティを強化!

  • ユーザー名変更の方法
    • Easy Username Updaterを活用
    • PHPMyAdminを使用
    • 新しいアカウントを作成
  • 推測されやすいユーザー名は、不正アクセスのリスクを高める
  • ユーザー名は複雑なものを設定する
  • サイト上にユーザー名が表示されない設定を行う
  • WordPressのテーマやプラグインを常に最新の状態に保つ
  • 定期的に強力なパスワードへ変更する
  • 定期的にバックアップを行う
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